@inproceedings{oai:repo.qst.go.jp:00053266, author = {遠藤, 真広 and 西澤, かな枝 and 角尾, 卓紀 and その他 and 遠藤 真広 and 西澤 かな枝 and 角尾 卓紀}, book = {医学物理}, month = {Sep}, note = {現在の医療では、画像診断にCTは必用不可欠のものとなり、頭蓋内クリッピング、ペースメーカ装着の患者などMRIが不得意とする分野も、CT検査が第一選択になっている。これらの背景にはCT装置の技術的な進歩が大きく関与しており、当初シングルスライスCTであったものが現在では8、16列と多列化し、スキャン方法もコンベンショナルスキャンに加え、ヘリカルスキャンもルーチンとして行われ3次元画像取得が簡単になっている1。さらに256列の検出器を搭載する4次元CT(4DCT)においては、一度の息止めで胸部または腹部のダイナミックスキャンが薄いスライス厚で取得可能であり、ヘリカルキャンよりも精度が高く、呼吸による臓器のアーチファクトが低減した画像が取得できる。以上のように4D CTは短時間に多くの情報を得ることができることから、臨床でも多くの可能性が期待されている。しかし、被ばく線量についての情報がまだ十分に収集できていない。IEC推奨のCTDI100の測定範囲が100mmに決まったのは、1列や2列の検出器を搭載したCTが主流であったころであり、チャンバーが100mmであったという理由でもあった。しかし、現在最新のCTは16列の検出器を搭載し、病院でもマルチディテクタCT(MDCT)が多く導入されてきている。当然、体軸方向にビーム幅が広くなっていることからも線量測定範囲も100mmから広くとる必要性がある。また、線量測定ファントムについても、従来のCTDIファントム長は140-150mmであり、最新のMDCTにおいて散乱線を考慮した線量測定を考えるとファントムも長くする必要が考えられる。以上から、4DCTの線量プロファイルを測定し、線量測定範囲と測定方法について考察した。}, title = {4次元CTにおける 線量分布の精確な測定}, year = {2003} }