@inproceedings{oai:repo.qst.go.jp:00052983, author = {上村, 幸司 and 外山, 比南子 and 上村 幸司 and 外山 比南子}, book = {医療情報学連合大会論文集}, month = {Nov}, note = {ヒトゲノム・遺伝子解析研究の倫理指針によれば、試料等の連結可能匿名化による研究の実施、被検者の個人情報の保護、個人情報管理者による保護の徹底などがあげられている。そこで本研究では、遺伝子研究における個人情報保護システムを構築することを目的とし、遺伝子解析やそれに関連した研究等に用いる、個人を特定できないようにデータを暗号化した個人情報データベース及び、それへのアクセス権を制御する認証サーバシステムを構築したので報告する。遺伝子情報を匿名化するため、遺伝子研究者は個人ID(ランダム数)、サンプル番号、仮登録名を発行し、試料入れにサンプル番号と仮登録名を付けて試料採取者に送付し、個人IDとサンプル番号を管理する。また、個人情報管理者には個人IDと仮登録名を知らせる。一方、個人情報管理者は、試料採取者から仮登録名と個人情報を得て、個人IDと個人情報を個人情報データベースに保管する。個人情報データベースへのアクセスは、Visual data21を用いて公開鍵方式以上のセキュリティで認証を行った。被検者の氏名、住所、電話番号等個人を特定する情報は暗号化し、盗み見や改竄を防止した。被検者管理テーブルの全ての項目について、ユーザのアクセス権に応じた参照・登録・検索・集計が出来ようにした。現在、約500名程度の情報が保管されており、安全に管理されている。大手メーカにより市販されている類似システムもあるが、高価で、必ずしも使いやすいものではない。今後、遺伝子研究の普及により、廉価で使いやすいシステムが必要とされることを鑑み、本システムの汎用化、実用化を行い、広く普及させたいと考える。}, pages = {573--574}, title = {ヒトゲノム・遺伝子解析研究における個人情報保護システムの開発}, volume = {22}, year = {2002} }