@article{oai:repo.qst.go.jp:00049294, author = {熊谷, 友多 and 木村, 敦 and 田口, 光正 and 渡辺, 雅之 and 木村 敦 and 田口 光正}, journal = {Journal of Radioanalytical and Nuclear Chemistry}, month = {Apr}, note = {放射線を利用した水環境汚染物質の分解処理をゼオライトによる固相抽出を用いて効率化する可能性を探索するため、2-クロロフェノール(2-ClPh)をモデル物質としてゼオライト共存下での放射線誘起反応を研究した。3種のゼオライトを比較した結果、Si/Al比率の高いゼオライト(HMOR)を用いることで2-ClPhの放射線による分解反応を効率化できることを明らかにした。HMORは疎水性を示すゼオライトであり、水溶液中の2-ClPhに対して優れた吸着能を示した。この吸着能を利用してHMORに2-ClPhを濃縮してからγ線を照射することで、2-ClPhの脱塩素反応が高効率で進むことが分かった。この固相抽出による反応効率の向上は、水溶液を10倍濃縮することに相当した。これは、2-ClPhが高濃度に吸着したことで、HMORがγ線から吸収したエネルギーが効率よく分解反応に使われたためと考えられる。}, pages = {341--348}, title = {Radiation-induced degradation of aqueous 2-chlorophenol assisted by zeolites}, volume = {316}, year = {2018} }