@article{oai:repo.qst.go.jp:00047988, author = {保高, 徹生 and 申, 文浩 and 恩田, 裕一 and 信濃, 卓郎 and 林, 誠二 and 塚田, 祥文 and 青野, 辰雄 and 飯島, 和毅 and 江口, 定夫 and 大野, 浩一 and 吉田, 幸弘 and 上東, 浩 and 北村, 清司 and 久保田, 富次郎 and 野川, 憲夫 and 吉川, 夏樹 and 山口, 裕顕 and 末木, 啓介 and 辻 英樹 and 宮津, 進 and 岡田, 往子 and 栗原, モモ and Tarjan, Sandor and 松波, 寿弥 and 内田, 滋夫 and 青野 辰雄 and 内田 滋夫}, issue = {4}, journal = {分析化学}, month = {May}, note = {東京電力福島第一原子力発電所の事故から 5 年後の平成 28 年 10 月、福島県内の陸水の溶存態放射性 Cs 濃度は概ね 0.001〜0.1 Bq/L の範囲であり、採取した陸水を前処理なしで直接に測定できる濃度レベルではない。そのため、正確な 濃度を定量するためには 5 L-100 L の陸水を濃縮する必要がある。水中の溶存態放射性 Cs の濃縮方法には、これまで蒸発濃縮法やリンモリブデン酸アンモニウ ム共沈法(AMP 法)が環境放射能調査マニュアル等で推奨されていたが、近年、 迅速かつ簡便に試料を処理することができるプルシアンブルーフィルターカートリッジ法や固相ディスク法等が開発され、モニタリングに活用されている。一 方、従来法に新規開発法を含めた陸水中の放射性 Cs の前処理法に関する比較試験はなされていなかった。今回、0.01〜 1.0 Bq/L の溶存態 137Cs が含有する 3 種類の水試料を用いて、蒸発濃縮法、AMP 法、プルシアンブルーフィルターカートリッジ法、固相ディスク法、イオン交換樹脂法を対象に、国内 18 機関および 国際原子力機関により3 種の試料の前処理および分析を行った。その結果、試料毎の変動係数(CV)は 8%〜13%、機関毎の CV は 2%〜14%であり、かつ全検体数の 80%以上が Z スコア±2 以内に収まったため、今回採用された各前処理法は一定以上の精度が確保されていると判断された。}, pages = {299--307}, title = {陸水中における微量溶存態放射性セシウムの濃縮法の比較}, volume = {66}, year = {2017} }