@article{oai:repo.qst.go.jp:00047870, author = {八巻, 徹也 and 小平, 岳秀 and 澤田, 真一 and 田中, 伸幸 and 久保, 真治 and 野村, 幹弘 and 八巻 徹也 and 澤田 真一}, issue = {3}, journal = {膜}, month = {Oct}, note = {熱化学水素製造法ISプロセスのエネルギー効率を高める方法として、カチオン交換膜を隔膜として用いるブンゼン反応、いわゆる膜ブンゼン反応の利用が注目されている。我々は、エチレン-テトラフルオロエチレン共重合体膜へスチレンとジビニルベンゼンを放射線グラフト共重合し、その後にスルホン化することにより架橋型カチオン交換膜を新たに作製した。グラフト高分子の量で膜のイオン交換容量を変化させることによって、プロトン伝導率を広範囲にわたって制御することができた。作製された膜では、従来の未架橋型やナフィオンに比べて、含水率、水透過性とも抑制されていることが見出された。また、3時間の膜ブンゼン反応試験を行ったところ、時間とともにアノード側で硫酸、カソード側でヨウ化水素の濃度上昇が確認され、過電圧はナフィオンを用いた場合と同程度であった。これらの結果は、放射線グラフト重合法によって作製したカチオン交換膜が膜ブンゼン反応に適用できることを示している。}, pages = {114--120}, title = {放射線グラフト重合法による膜ブンゼン反応用カチオン交換膜の開発}, volume = {41}, year = {2016} }