@article{oai:repo.qst.go.jp:00047027, author = {高木, 亮 and 長谷川, 安都佐 and 小藤, 昌志 and 伊川, 裕明 and 長縄, 憲亮 and 鎌田, 正 and 高木 亮 and 長谷川 安都佐 and 小藤 昌志 and 伊川 裕明 and 長縄 憲亮 and 鎌田 正}, issue = {4}, journal = {日本口腔腫瘍学会}, month = {Jan}, note = {要旨:炭素イオン線は高LET 放射線であり高い生物学的効果を持ち,さらに線量集中性に優れることから周辺臓器へ の影響を抑えた治療が可能である。一般的に治療が困難であることが多い術後残存・再発腫瘍に対して,炭素イオン 線治療を行い,良好な治療効果が得られたので報告する。対象は1997 年4 月から2013 年8 月までの間に放射線医学 総合研究所で炭素イオン線治療を行った,耳下腺を含む顎顔面口腔領域の術後残存・再発腫瘍52 例である。腺様囊胞 癌が26 例(50%)を占め,また39 例(75%)がT4 の局所進行例であった。治療は57.6GyE または64GyE/16Fr./4 週間で行った。観察期間の中央値は47.7 か月であった。局所制御率および粗生存率はそれぞれ3 年で84.6%,76.8%, 5 年で75.2%,63.2%であった。有害反応として急性期にG3 の粘膜炎が12 例に見られたが晩期には全例がG1 以下ま で回復した。治療に難渋するX 線抵抗性の局所進行再発腫瘍に対して,炭素イオン線治療は有効な局所治療の手段で あると考えられた。}, pages = {149--158}, title = {顎顔面口腔領域の再発腫瘍に対する炭素イオン線治療}, volume = {26}, year = {2015} }