@article{oai:repo.qst.go.jp:00046324, author = {飯名, 瑞希 and 海野, あゆみ and 大久保, 喬司 and 上野, 渉 and 早尾, 辰雄 and 西川, 哲 and 飯名 瑞希 and 海野 あゆみ and 大久保 喬司 and 上野 渉 and 早尾 辰雄 and 西川 哲}, issue = {2}, journal = {実験動物技術}, month = {}, note = {(独)放射線医学総合研究所(以下放医研)では、近交系マウス15系統を維持・生産し、所内の研究者に供給している。実験に供するうえで、これらのマウス系統の微生物学的統御及び、遺伝学的統御は極めて重要であり、後者については年に一度、遺伝学的モニタリングを行い、遺伝的コンタミネーションが無いことと遺伝的斉一性を確認してきた。 放医研では、これまでセルロースアセテート膜を用いた電気泳動法で生化学的標識遺伝子を、補体依存性細胞障害性試験や寒天ゲル二重拡散法などで免疫学的標識遺伝子を検査することにより、遺伝学的モニタリングの手法としていた。しかし、より簡便な方法として、マイクロサテライトマーカー(Microsatellite makers(以下MSMs))を用い、アガロースゲル電気泳動法によって遺伝子型判定を行う、新たなモニタリングシステムを確立した1)。更にアガロースゲル電気泳動法に代わり、DNA/RNA分析用マイクロチップ電気泳動装置 MCE®-202 MultiNA(島津製作所製。以下MultiNA。図1.)を導入することで、データの客観性の向上と検査時間の短縮、操作の簡略化が可能である事を報告した2)。 本システムを放医研での遺伝学的モニタリング手法として実施するにあたり、最適なMSMsの選択が必要であり、性染色体を除く19本の染色体より計101座位のMSMsを選定し、そのうち60座位を使用可能と判定した。さらに作業を効率的に行うため、各染色体につき1〜2座位、計37座位に絞り込み、これらを遺伝学的モニタリングの標準マーカーとして使用していくこととした。}, pages = {65--72}, title = {放医研におけるマイクロサテライトマーカーを用いたマウスの遺伝学的モニタリングシステムとその応用}, volume = {45}, year = {2010} }