@article{oai:repo.qst.go.jp:00046196, author = {齋藤, 茂芳 and 柴田, さやか and 佐賀, 恒夫 and 青木, 伊知男 and 齋藤 茂芳 and 柴田 さやか and 佐賀 恒夫 and 青木 伊知男}, issue = {3}, journal = {日本磁気共鳴医学会雑誌}, month = {Sep}, note = {近年、齧歯類を対象に、高磁場MRIを使用した前臨床試験や基礎研究を目的とした 実験が多く報告されている(1) (2) (3)。その中で、齧歯類の新生仔を用いた実験 は、胎生期の障害(4) (5)や、新生仔期の外傷などの疾患研究(6) (7) (8)、または発 達学などの側面から(9)も重要である。しかしながら、新生仔ラットは、門歯が未熟 であり、開耳が生後10目前後で起こるため(10)、成体ラットのMRI撮影で通常用い られている門歯、両耳の穴の3点での固定が難しい (1) (2) (3) (4) (5)。さらに、 頭蓋骨が成体ラットに比べ非常に柔らかいため、頭部固定には十分な注意が必要であ る。また、新生仔ラットは、体毛が生後2週齢まで完全に生え揃わないため、麻酔下 での体温の低下が著しく、MRI撮影中の体温管理も難しい。これらの理由から、新生 仔ラットのMRI撮影手法は確立していないのが現状である。本研究では、ラット新生 仔のMRI撮影法を確立するとともに、血液脳関門の形成を定量的に評価する事を目的 に、血液脳関門が未発達な1週齢新生仔ラットを血液脳関門未発達群、血液脳関門が 形成された2週齢のラットを血液脳関門発達群として、尾静脈からのGd-DTPA造影剤投 与前後において、定量T1マップを取得し、そのT1値の変化から新生仔ラットの大脳 皮質および尾状核被殻での血液脳関門の形成を評価した。}, pages = {143--150}, title = {高磁場定量造影MRIを用いた新生仔ラットの大脳皮質及び線条体の血液脳関門形成評価}, volume = {31}, year = {2011} }