@article{oai:repo.qst.go.jp:00045592, author = {鈴木, 敏和 and 鈴木 敏和}, issue = {11}, journal = {Radioisotopes}, month = {Nov}, note = {国内PET施設の増加に伴い、陽電子放出核種の製造と使用は拡大の一途を辿っているが、15Oのように半減期が2.037分と短く、ガス状で用いられる事が多い核種の場合、精度の高い測定は困難であった。そこで陽電子放出核種の特性に着目しGSOシンチレータを用いた空気中の放射能濃度検出器を開発したので以下に報告する。 本検出器は4面にシンチレータを配した立方体を基本に、残る2面を開放構造としている。これは反対方向に放出される2本の消滅光子を対向する2組の検出器で同時計数し、エネルギー弁別を加えた上で、各検出器組からの同時計数信号数を加算するものである。その結果、空気中の一定容積(本検出器の場合125mL)内に存在するPET核種のみが検出可能となり、単位体積中の放射能濃度を実時間で計測することが出来る。22Naからの511keV光子を用いて評価した結果、60秒計測時に15O2換算で5.2×10-2Bq/cm3まで計測可能であることが確認された。}, pages = {709--717}, title = {陽電子放出核種に用いる空気中放射能濃度検出器の開発}, volume = {56}, year = {2007} }