@article{oai:repo.qst.go.jp:00045381, author = {矢島, 千秋 and 保田, 浩志 and 鈴木, 敏和 and 矢島 千秋 and 保田 浩志 and 鈴木 敏和}, issue = {3}, journal = {Radioisotopes}, month = {Mar}, note = {放射線医学総合研究所において、サーベイメータ校正と緊急被ばく医療時用線量計の試験を優先目的としたγ線及び中性子線照射場の構築を行なった。照射装置には137Cs(7.4 MBq、74 MBq、740 MBq、7.4 GBq、74 GBq)、60Co(74 MBq)、241Am(3.7 GBq)、241Am-Be(185 GBq)、ダミーの合計9種の線源が装備されている。これまで、照射テーブル上の線量率、線量率の方向依存性及び距離依存性に関して実測による調査を行なってきた。線源から1 m位置での1cm線量当量率は、γ線照射時には0.7×10^-6^ から 6.9×10^-3^ Sv h^-1^の範囲であり、中性子線照射時は1.3×10^-4^ Sv h^-1^であることが分かった。γ線源(中性子線源)に対する線量率分布の等方的分布からのずれの大きさは、3 %(4 %)以内であった。γ線源中心と球形電離箱幾何中心の間の距離に対する線量率の依存性においては、照射テーブル及び壁面からの散乱線の寄与のために逆二乗則からわずかなかい離が見られた。結果として、構築した照射場の性能は優先目的に対する要件を満足するものと考えている。今後の課題は、さらに高精度な照射実験を行なう利用者のために、照射場の評価、整備を進展させることである。}, pages = {167--174}, title = {γ線及び中性子線照射場の構築}, volume = {57}, year = {2008} }