@article{oai:repo.qst.go.jp:00045312, author = {荻山, 慎一 and 武田, 洋 and 内田, 滋夫 and その他 and 荻山 慎一 and 武田 洋 and 内田 滋夫}, issue = {3}, journal = {保健物理}, month = {Sep}, note = {TRU放射性廃棄物に由来する有機性-14Cの植物への移行性を把握するため、3種類の植物(マリーゴールド・トールフェスク・水稲)を用いて14C-酢酸の経根吸収を水耕栽培実験で検証した。また、実験系における14C-酢酸の無機化および大気への逸脱についてチャンバーを用いて調査した。栽培した植物体の各部位、培養液およびチャンバー内の14C-炭酸ガスの濃度(CO2)を測定し、植物体をイメージング・アナライザーによって画像化した。その結果、各植物による14Cの経根吸収および茎葉部への蓄積が確認された。水稲よりもマリーゴールドやトールフェスクの方が植物体への14Cの移行量が多くなる傾向が認められた。また、実験系における14C-酢酸の無機化およびCO2としての大気への逸脱が確認された。14C-酢酸自体が直接植物根から吸収されるか否かは明確ではなかったが、茎葉部の14Cは大気を介した植物体への取り込みではなかった。本研究の結果から植物が根から14C を吸収し茎葉部へ移行することが明らかとなったが、それは植物が14C-酢酸を経根吸収するとは断定できず、培養液中あるいは植物根中でCO2 や HCO3−などに無機化した14Cが根を経由し、茎葉部に吸収同化されることが示唆された。}, pages = {268--277}, title = {TRU廃棄物の地層処分を想定した放射性炭素の植物による経根吸収-酢酸を起源とする放射性炭素の植物への移行-}, volume = {43}, year = {2008} }