@article{oai:repo.qst.go.jp:00043821, author = {長谷川, 安都佐 and 長谷川 安都佐}, issue = {1}, journal = {愛知学院大学歯学会誌}, month = {Mar}, note = {口唇の知覚傷害は、頭部外傷や頭蓋内・頭蓋底腫瘍など中枢神経系疾患の一部分症よして現れる場合や、末梢性には顎骨骨膜炎など炎症の波及、嚢胞による圧迫、顎骨中心性腫瘍あるいは悪性腫瘍の顎骨浸潤、顎骨骨折、伝達麻酔、浸潤麻酔による損傷などがある。なかでも頻度が多いものに抜歯・顎変形症手術・嚢胞摘出・人工歯根植立など術後の神経の圧迫・損傷・切断によるものがある。これらの原因によって起こる知覚異常の程度は、主観的な要素が大きく、客観的な評価が困難な場合もあり、臨床の現場では、原因によっては慎重な態度が必要となってくる。また、近年では、2点弁別、SW知覚テスターなど様々な方法を用いて、知覚傷害の程度を客観的に評価する試みがなされている。三叉神経の刺激による体性感覚誘発電位(Trigeminal Somatosensory Evoked Potentials : 以下TSEPs)もひとつであり、その有用性が報告されている。  この研究は、口腔外科領域で遭遇頻度が高い、三叉神経第?枝領域の知覚傷害の回復過程とTSEPs との関連を知るために、下顎孔伝達麻酔前後のTSEPs を測定し、その自覚症状と対比することで、客観的な指標となりうるかを検討すると同時に、予後予測の可能性を判断するための基礎的知見を集めることを目標としたものである。}, pages = {47--53}, title = {下顎孔伝達麻酔による三叉神経誘発電位(Trigeminal Somatosensory Evoked Potentials:TSEPs)の経時的変化}, volume = {43}, year = {2005} }