@article{oai:repo.qst.go.jp:00043812, author = {長谷川, 安都佐 and 溝江, 純悦 and 宮地, 斉 and 長谷川 安都佐 and 溝江 純悦}, issue = {9}, journal = {Clinical Neuroscience : 月刊臨床神経科学}, month = {Sep}, note = {三叉神経の知覚障害の程度は、主観的な要素が大きく、客観的に評価するのが困難な場合もある。そのため、様々な評価方法(2点弁別法、SW知覚テスター、末梢神経伝導速度など)が試されている。本稿では電気生理学的検査のひとつである、三叉神経刺激による体性感覚誘発電位 trigeminal somatosensory evoked potentials(TSEPs)について解説する。 TSEPsは、同じ条件下において波形の再現性がよく、非侵襲性であるため反復検査が可能であり、疾患の経過観察や予後の推測に有用である。実際には、脳幹部腫瘍といった器質的病変の有無ももちろんであるが、画像に反映されない性質の非器質的病変(脳血管障害、三叉神経痛などの)の部位の特定や医原性損傷(抜歯・顎変形症手術・人工歯根植立などの術後)による知覚傷害の程度の評価や治療効果測定などに用いられている。しかし、1)刺激部位と記録部位が近接しているため、刺激によるアーチファクトが混入しやすい、2)導出電位が低振幅であるため反応を増幅し加算する必要がある、3)検者や刺激部位、刺激方法の違いにより正常値が変化するため、経過観察や予後の推測などの場合、手技などを統一して比較しなければならないなどの問題点もある。}, pages = {1002--1003}, title = {三叉神経誘発電位}, volume = {23}, year = {2005} }