@article{oai:repo.qst.go.jp:00043363, author = {伊藤, 公一 and 齋藤, 一幸 and 伊藤 公一 and 齊藤 一幸}, journal = {Journal of Microwave Surgery}, month = {Dec}, note = {近年、マイクロ波エネルギーが生体に与える熱的作用を、医療に応用する研究がいくつか行われている。筆者らはこれまで、ミクロは凝固療法(Microwave Caogulation Terapy:MCT)に用いる微細径同軸構造アンテナ(通常は「電極」という語が用いられるが、本論文では工学的見地より「アンテナ」という語を用いる)について、見当を行ってきた。 現在市販されているMCT用アンテナの問題点の1つとして、「凝固領域が、アンテナ刺入方向に長くなると同時に、その形状がアンテナの人体への刺入長に依存する」というものがある。そこで筆者らは、これを改善すべく同軸スロットアンテナを導入し、その構造について計算機シミュレーションを用いて検討を行った。その結果、この同軸スロットアンテナを用いることにより、アンテナが発生させる凝固領域の形状が改善できる。すなわち、アンテナ先端部分付近のみでの局所的な加熱が可能であることが明らかになった。 しかしながら、上記の同軸スロットアンテナは局所的な加熱は可能であるものの、その入力インピーダンス整合(一般に、アンテナ給電回路の特性インピーダンスとアンテナ入力インピーダンスが等しいことが望ましい。この場合、アンテナから給電回路側への反射電力は0であり、効率的な電力供給が可能となる)に関して問題があった。そのため、アンテナへの効率的な電力供給という観点においては改善の余地があった。そこで本稿では、同軸スロットアンテナに簡易な構造の整合回路を装荷することにより入力インピーダンス整合の改善を試みた。}, pages = {49--52}, title = {計算機シミュレーションによる同軸スロットアンテナの電気的特 性の改善に関する検討}, volume = {21}, year = {2003} }