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  1. 学会発表・講演等
  2. ポスター発表

脈絡膜悪性黒色腫の拡散強調画像

https://repo.qst.go.jp/records/2002351
https://repo.qst.go.jp/records/2002351
f1f2adff-7e7a-4af6-b91d-c520ae99d637
アイテムタイプ 会議発表用資料 / Presentation(1)
公開日 2025-09-03
タイトル
タイトル 脈絡膜悪性黒色腫の拡散強調画像
言語 ja
言語
言語 jpn
資源タイプ
資源タイプ識別子 http://purl.org/coar/resource_type/c_6670
資源タイプ conference poster
著者 岸本 理和

× 岸本 理和

岸本 理和

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抄録
内容記述 背景・目的 脈絡膜悪性黒色腫の拡散強調画像(DWI)は高信号という報告が多いが、当院での経験では必ずしも高信号ではない。重粒子線治療を受ける脈絡膜黒色腫症例は、治療の性質上、眼底検査、眼球超音波、I-123 IMPで臨床的に診断され、治療前の病理診断は得られていない。しかし経過観察中に再発が疑われたり眼圧亢進に対する眼球摘出術を受けて、病理学的に悪性黒色腫が確認されるケースがあり、これらの症例を対象とすれば病理の裏付けを持って画像評価が可能と考えた。これら病理学的に脈絡膜悪性黒色腫の診断を得た症例を対象として、初発時及び再発時のMR画像を後ろ向きに検討し、特にDWI信号の診断における意義を検討した。 方法・症例 2001年4月~2022年4月の間に重粒子線治療を行った302例の内、再発疑いや眼圧亢進に対する眼摘術を行い病理学的に悪性黒色が確認された15症例を対象として、これらの初発時及び再発時MRIのT1/T2/DWI画像の信号を検討した。装置は2012年9月まではPhilips, Achieva 1.5T、10月以降はSiemens, Skyra 3Tを使用した。DWIのb値は両者とも0, 800 s/mm²であった。腫瘍部の信号は以下のように評価した。T1強調画像(T1WI):脳の白質より高ければ高信号、灰白質より低ければ低信号、その間は等信号。T2強調画像(T2WI):灰白質より高ければ高信号、白質より低ければ低信号、その間は等信号。DWI:対側の硝子体の信号より高ければ高信号、低ければ低信号、同等であれば等信号。異なる信号が混在している場合はそれぞれの信号を記載した。二人の放射線科診断専門医がそれぞれ独立で評価を行い、評価が一致しない場合は合議で決めた。ADC値は二検者の平均を用い、DWIで高信号の部分を含む結節と含まない結節でt検定を行った。 結果・考察 病理学的に悪性黒色腫が確認された15例全例、初回時に当院でMRを撮影されていたが、DWIが撮影されていたのは6例であった。再発時にMRを撮影されていたのは11例でこのうち10例はDWIも撮影されていた。それぞれのMR信号は下表のようであった。T1WI高信号、T2WI低信号の結節が多かったが、DWIに関しては、部分的に高信号のものを含めても初発時では半数、再発時には2割のみが高信号を示し、特に再発時は10例中7例がDWI低信号であった。DWI低信号の結節は全例T2WIも低信号であり、T2WIの低信号を反映しているものと考えられた。一方、DWI高信号だった結節は、T1/T2WIが等信号であるなど、典型的な黒色腫の信号ではなく、1例は眼底検査でamelanotic melanomaの診断であった。また初回時にDWI高信号の症例は再発時も高信号の部分を含む症例が多かった。ADC値は初発時1.13±0.58 [0.22-1.92] 10-3 x mm²/s、再発時1.03±0.42 [0.35-1.80]10-3 x mm²/sとばらつきが大きかった。初発時・再発時を合わせた検討で、DWI高信号の領域を含む5結節と含まない11結節のADC値はそれぞれ1.25±0.46 10-3 x mm²/s, 0.96±0.48 10-3 x mm²/sと有意差はなかった(t=0.29)。 結論 脈絡膜黒色腫では、他部位の黒色腫と同様にT1WI高信号、T2WI低信号の結節が多いが、これまでの報告と異なり、DWI信号は必ずしも高信号ではなかった。特に重粒子線治療後の再発例ではDWI低信号の症例が多いことは、経過観察において留意すべきと考えられた。
会議概要(会議名, 開催地, 会期, 主催者等)
内容記述 JSMRM2025 第53回日本磁気共鳴医学会大会/ISMRM JPC2025に出席
発表年月日
日付 2025-08-29
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