WEKO3
アイテム
呼吸器領域における極細径ファイバースコープがもたらす技術革新
https://repo.qst.go.jp/records/2002242
https://repo.qst.go.jp/records/200224273afa023-6f5a-411b-8e06-3ec11ccfe367
| アイテムタイプ | 会議発表用資料 / Presentation(1) | |||||||||||
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| 公開日 | 2025-12-08 | |||||||||||
| タイトル | ||||||||||||
| タイトル | 呼吸器領域における極細径ファイバースコープがもたらす技術革新 | |||||||||||
| 言語 | ja | |||||||||||
| 言語 | ||||||||||||
| 言語 | jpn | |||||||||||
| 資源タイプ | ||||||||||||
| 資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_c94f | |||||||||||
| 資源タイプ | conference presentation | |||||||||||
| 著者 |
木下智成
× 木下智成
× 松林沙知
× 岡 潔× 皆川佐知子
× 荒屋潤× 大塚崇 |
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| 抄録 | ||||||||||||
| 内容記述 | 現行の気管支鏡では4mm程度の外径ゆえに肺胞が露出する外径1mm以下の細気管支以深の末梢気道の直接的観察が困難であり、実臨床では末梢気道病変に対して透視や超音波補助下の間接的観察で生検が行われている。我々はこれまで外径0.72mmの柔軟で親水性を備えた極細径光ファイバースコープLYUを開発し、肺胞構造を含む末梢気道の観察に世界で初めて成功した。今後予定するLYUを使用した特定臨床試験の前段階として、現在切除肺を用いて末梢気道病変の内腔観察を行っている。非喫煙者の末梢気道では微細で均等な泡沫構造と毛細血管を有する肺胞構造が観察された。重喫煙者の末梢気道の肺胞領域では泡沫構造が不均一で部分的に破壊され気道内腔が拡張し、さらに気道内腔の上皮が気道末梢まで広がり、気道に開口する肺胞数が減少していた。画像上すりガラス影を伴う末梢肺腺癌部位は気道表面の発赤や新生血管の増生が観察されたが、肺胞構造の破壊や腫瘍の露出は認められなかった。末梢肺扁平上皮癌部位は、肺胞構造の破壊と腫瘍周囲の気管支壁の腫脹、気道内腔の狭窄を認め、腫瘍は少量の出血を伴い気道内腔に露出していた。間質性肺炎では広範な新生血管の増生と肺胞構造の破壊、気道上皮層の肥厚が観察された。現在LYUの気管支鏡生検への応用として、LYUと生検鉗子が平行挿入可能な2孔式ガイドシースを開発し、切除肺を用いて末梢気道病変を内視鏡下で視認し生検を行う臨床研究を行っており、今後生体肺を用いて末梢気道病変を生検する特定臨床試験を行う予定である。同時に内腔所見を基に腫瘍では癌/炎症や原発性肺癌/転移性肺腫瘍などの鑑別診断を、びまん性肺疾患では線維化や炎症など質的診断の実現を目指す。またLYUの更なる臨床応用として、末梢気道に発生した小型肺腫瘍の術中同定や難治性肺瘻に対する低侵襲治療への応用も検討している。本学会において呼吸器領域におけるLYUがもたらす新たな技術革新の可能性について議論したい。 | |||||||||||
| 会議概要(会議名, 開催地, 会期, 主催者等) | ||||||||||||
| 内容記述 | 第46回 日本レーザー医学会総会 | |||||||||||
| 発表年月日 | ||||||||||||
| 日付 | 2025-11-22 | |||||||||||