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アイテム
肝内胆管癌に対する重粒子線治療の治療成績
https://repo.qst.go.jp/records/2002176
https://repo.qst.go.jp/records/20021762199bac1-fab4-486a-b50c-771658792d28
| アイテムタイプ | 会議発表用資料 / Presentation(1) | |||||||
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| 公開日 | 2025-06-11 | |||||||
| タイトル | ||||||||
| タイトル | 肝内胆管癌に対する重粒子線治療の治療成績 | |||||||
| 言語 | ja | |||||||
| 言語 | ||||||||
| 言語 | jpn | |||||||
| 資源タイプ | ||||||||
| 資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_c94f | |||||||
| 資源タイプ | conference presentation | |||||||
| 著者 |
磯崎 哲朗
× 磯崎 哲朗
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| 抄録 | ||||||||
| 内容記述 | 【背景・目的】炭素イオン線を用いた重粒子線治療は,線量集中性と生物効果が高く,様々ながんに対して治療が行われ,肝内胆管癌に対しては2022年から保険適用となった.一方,肝内胆管癌に対する重粒子線治療のエビデンスは限られ,治療成績も不良であることから,重粒子線治療の安全性や有効性の検証を継続するとともに,新たな治療戦略を開発する必要がある.そこで,肝内胆管癌に対する重粒子線治療の治療成績を再検証した.【方法】2017年7月から2023年7月にかけて当院で遠隔転移のない肝内胆管癌に対する重粒子線治療が行われた症例を後方視的に検討した.主要評価項目は全生存率(OS),副次評価項目は治療関連有害事象,局所制御率(LC),無増悪生存率(PFS)とした.重粒子線治療は総線量60Gy(生物学的効果),4回分割で行い,治療中に化学療法の同時併用は行わなかった.【成績】39例が本研究の対象となった.対象症例は,男女比は25:14,年齢中央値は76歳(41-89歳),PS(0:1:2)は26:12:1,治療前Child-Pugh分類(A:B)は37:2,肝切除術・RFA後の再発が12例(30.8%),病変の位置や肝機能など医学的に切除適応外と判断された症例が30例(76.9%),照射前に化学療法が行われていた症例が12例(30.8%)であった.また,腫瘍径中央値は4.3cm(1.5-17cm),原発性肝癌扱い規約第6版におけるStage分類(I:II:III:IV)は1:20:15:3であった.全症例の観察期間中央値は16.5ヶ月(3.0-87.3ヶ月),生存者における生存期間中央値は26.3ヶ月(3.0-87.3ヶ月)であった.CTCAE ver.5.0によるGrade3以上の有害事象は急性期,晩期ともに認めなかった.治療後2年のOS,LC,PFSはそれぞれ,57.2%(95%CI:74.8-39.6%),67.0%(95%CI:85.6-48.5%),39.0%(95%CI:55.4-22.7%)であった.観察期間内における再発は24例(61.5%)で認められ,再発部位は肝内の別部位,照射部位,他臓器でそれぞれ,14例,9例,8例であった(重複を含む).【考案】肝内胆管癌に対する重粒子線治療は有害事象が少なく,手術が適応外と判断された症例に対しても可能な局所治療であるといえる.だが,肝内の再発が多く,課題が残る結果であった.今後は,標準治療中に「いつ」「だれに」重粒子線治療を行うのが効果的なのかについて検討が必要であろうと考える.【結語】肝内胆管癌に対する重粒子線治療は安全で有効であったが,照射範囲外の肝内再発が多いため,再発リスクの高い症例の同定と薬物療法との併用法について詳細な検討が必要と考える | |||||||
| 会議概要(会議名, 開催地, 会期, 主催者等) | ||||||||
| 内容記述 | 第61回日本肝臓学会総会 | |||||||
| 発表年月日 | ||||||||
| 日付 | 2025-06-05 | |||||||