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  1. 学会発表・講演等
  2. 口頭発表

プルトニウムによる実験的発がんとその特異性

https://repo.qst.go.jp/records/59487
https://repo.qst.go.jp/records/59487
09a6a313-2973-4d6d-b5fc-5272444bebcd
Item type 会議発表用資料 / Presentation(1)
公開日 2002-12-20
タイトル
タイトル プルトニウムによる実験的発がんとその特異性
言語
言語 jpn
資源タイプ
資源タイプ識別子 http://purl.org/coar/resource_type/c_c94f
資源タイプ conference object
アクセス権
アクセス権 metadata only access
アクセス権URI http://purl.org/coar/access_right/c_14cb
著者 小木曽, 洋一

× 小木曽, 洋一

WEKO 592095

小木曽, 洋一

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小木曽 洋一

× 小木曽 洋一

WEKO 592096

en 小木曽 洋一

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抄録
内容記述タイプ Abstract
内容記述 アルファ核種の内部被ばくによる発がんに関しては膨大な疫学研究があるが、これらの免疫研究によるリスク推定の限界と不確定さを補い、病理発生を解明するためには、動物実験による科学的実証が不可欠である。本シンポジウムでは、放医研で過去10数年の亘って行われてきた内部被ばく発がんの動物実験データを中心に、アルファ核種の中でも毒性が最大とされるプルトニウム化合物による発がんの特徴について述べるとともに、他のアルファ核種あるいは放射線源との相違点についても言及したい。最初に酸化プルトニウム微粒子を吸入暴露したラットにおける肺腫瘍発生率は、0.5Gy以上から急増して6.0Gy近辺で95%に達するシグモイド型の線量反応を示すが、悪性肺腫瘍は0.2Gy以下ではみられていない。発生肺腫瘍組織型の約80%は、細気管支あるいは肺胞上皮に由来する腺腫・腺癌であり、腫瘍部位から抽出したDNA断片のPCR-SSCP解析によってがん抑制遺伝子p53のG to Aの点突然変異が約13%の症例にみられた。以上の所見をX線全身あるいは胸部照射ラット、並びにラドン娘核種あるいはネプツニウム吸入暴露ラット(フランスDRR/CEAとの共同実験による)の肺腫瘍に関する知見と比較考察する。次に可溶性のクエン酸プルトニウムを注射投与した遺伝的背景と自然発生腫瘍スペクトルの異なる3系統のマウスでは、至適線量域は異なるものの、椎骨・座骨・大腿骨・胸骨等骨髄組織の豊富な骨格組織に骨肉腫が投与後早期に発生するとともに、リンパ性腫瘍も出現した。このリンパ性腫瘍は、免疫染色によりpre-B cell lineageのリンパ腫であることが示されたが、MNU投与あるいはガンマ線照射により誘発される胸腺(T-cell lineage)リンパ腫や骨髄性白血病はほとんどみられなかった。また、肝細胞癌・胆管癌あるいは血管肉腫等固形腫瘍は、プルトニウム投与マウスではほとんどみとめられなかった。以上の所見を標的幹細胞感受性・線質・線量分布等の違いに基づいて考察する。
会議概要(会議名, 開催地, 会期, 主催者等)
内容記述タイプ Other
内容記述 日本放射線影響学会第45回大会
発表年月日
日付 2002-09-20
日付タイプ Issued
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Ver.1 2023-05-15 22:04:22.937074
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