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環境生態系のトリチウム動態モデル
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Item type | 会議発表論文 / Conference Paper(1) | |||||
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公開日 | 2008-01-09 | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | 環境生態系のトリチウム動態モデル | |||||
言語 | ||||||
言語 | jpn | |||||
資源タイプ | ||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_5794 | |||||
資源タイプ | conference paper | |||||
アクセス権 | ||||||
アクセス権 | metadata only access | |||||
アクセス権URI | http://purl.org/coar/access_right/c_14cb | |||||
著者 |
宮本, 霧子
× 宮本, 霧子× 宮本 霧子 |
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抄録 | ||||||
内容記述タイプ | Abstract | |||||
内容記述 | 環境中の放射性核種から一般公衆を防護するためには、核種との接触や摂取し得る経路を知り、それをコントロールする計画を立てることが必要である。防護施策を必要とする現実の環境生態系について、未知の条件下で核種量の時間的・空間的広がりや増減変化を計算予測できなければならない。その予測ツールとして、環境生態系動態モデルの計算システムが利用される。我々は、動態モデルを構築するために、既知の条件下にある環境生態系について核種動態の現状を調査し、移動や濃集のメカニズムを理解し、仮説を立て数式化に努めてきたと言える。 トリチウムは放出するβ線のエネルギーが弱く、内部被ばくのみを考慮すればよいが、水素の同位体であるため、拡散性が高い水やガスとして環境中を容易く移動し、生態系生物の体内で複雑な有機物にも変換・代謝されることなどから、特定核種として多くの動態研究が積み重ねられてきた。IAEA も1996〜2000年及び2003〜2007年の環境モデル相互比較検証プロジェクトにおいて、トリチウムに特化した作業部会を組み、国際的なモデル検証を今なお活発に行っている。 またトリチウムは原子力施設からの排気・排水濃度限度が大きく、放出量を低減するためのコストが高いことなどから、一般環境中で十分検出できる量の放出が許可されている。従って公衆にとって日常的に最も身近な人工核種の1つとして、環境中の存在量と動態について正しい知識を普及し、日頃行われているモニタリング手法の的確性を保証することが、防護研究者の責務と考えられる。 放医研で行ってきた長年の動態研究の成果を生かし、国際的に最新のモデル研究に参加している状況を紹介して、モデルを今後の防護研究に活用する道を展望したい。 |
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書誌情報 |
モデルが拓く放射線防護研究の新たな展開(放医研シンポジウムシリーズ ; 放射線防護研究センターシンポジウム ; 第1回) 巻 NIRS-M-198, p. 93-104, 発行日 2007-03 |
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出版者 | ||||||
出版者 | 放射線医学総合研究所 | |||||
ISBN | ||||||
識別子タイプ | ISBN | |||||
関連識別子 | 978-4-9389-8740 |