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低線量率長期被ばくによるヒト培養細胞への影響とDNA結合因子における変化について
https://repo.qst.go.jp/records/65226
https://repo.qst.go.jp/records/6522625f32f17-2a13-424a-85b1-a84f6fcc7dea
Item type | 会議発表用資料 / Presentation(1) | |||||
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公開日 | 2013-10-24 | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | 低線量率長期被ばくによるヒト培養細胞への影響とDNA結合因子における変化について | |||||
言語 | ||||||
言語 | jpn | |||||
資源タイプ | ||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_c94f | |||||
資源タイプ | conference object | |||||
アクセス権 | ||||||
アクセス権 | metadata only access | |||||
アクセス権URI | http://purl.org/coar/access_right/c_14cb | |||||
著者 |
高萩, 真彦
× 高萩, 真彦× 高萩 真彦 |
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抄録 | ||||||
内容記述タイプ | Abstract | |||||
内容記述 | 低線量率放射線による長期被ばくの影響を理解するために、ヒト培養細胞を用いて 、それに含まれる特定の細胞集団あるいは DNA 結合性因子の動態に関する研究を実 施した。本研究の着目点は、被ばく後に誘導される一過性の変化ではなく、細胞分裂 後も長期にわたって維持される変化の有無である。今回特に注目したことは、ある種 の培養細胞には少なからず存在しており、がん発生との関連が指摘されている幹細胞 様の細胞における変化である。<BR> 実験では、ヒト・リンパ芽球様細胞の(1組の Syngenic cells:TK6 & WI-L2-NS)を用いて、明確な致死効果が検出されない低線 量率条件(5 mGy/h)で連続照射を行った。2日毎に新鮮培地の添加と細胞の一部を凍 結保存しながら、1ヶ月間の照射期間を設けた。この後、非照射環境にて約3ヶ月間培 養を継続し、その過程で適時に細胞の採取保存を行った。解析時には、凍結保存され た細胞を再増殖させて使用した。特定の細胞集団への影響を知るために、FACS を利 用して散乱強度と PI 染色性を指標に有核生細胞を選別した。続いてヘキスト系試薬 (DCV)に由来する二色の蛍光によってドットプロット展開し、何れの蛍光強度も低 いことを特徴とする幹細胞様細胞(SP 細胞)を峻別した。その細胞集団に注目した 結果、放射線被ばく後(総線量〜3Gy)では、SP 分画に存在する細胞数の明確な減少 が観察された。またその変化は、照射後に数十回の細胞分裂を経ても維持されており 、変異型 p53 を有する細胞株(WI-L2-NS)においてはより顕著に認められた。そこで 、この細胞株に含まれる核蛋白質、特にヘキスト系試薬が結合しやすい DNA 構造へ の親和性を示す蛋白質群を中心に性状の変化を解析した。予備的な成果として、低線 量率長期被ばく細胞に由来する複数の DNA 結合蛋白質において、機能的あるいは構 造的な変化が生じている可能性が示唆された。 | |||||
会議概要(会議名, 開催地, 会期, 主催者等) | ||||||
内容記述タイプ | Other | |||||
内容記述 | 日本放射線影響学会第56回大会 | |||||
発表年月日 | ||||||
日付 | 2013-10-20 | |||||
日付タイプ | Issued |